【岡崎の動物病院監修】犬や猫が水を大量に飲む原因とは?病気の可能性と対処法
■水を飲む量が多い
水を飲む量が多い(多飲)とは、普段よりも明らかに水をたくさん飲む状態を指します。
運動後や暑い季節には自然と水分摂取量が増えますが、異常に多く飲んでいる場合は病気の可能性があります。
特に、排尿の回数や量が増えている場合は注意が必要です。
犬の水を飲む量が多いに多い鑑別疾患
・糖尿病
・クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
・腎不全
犬の鑑別疾患の詳細
糖尿病ではインスリンの働きが低下し、血糖値が上昇することで多飲多尿が見られ、放置すると体重減少や白内障を引き起こします。
クッシング症候群は副腎ホルモンの過剰分泌による病気で、多飲多尿のほか、皮膚の薄さやお腹の膨らみが特徴です。
腎不全は老犬に多く、進行すると尿が適切に作られず、毒素が体内に溜まることで元気消失や嘔吐を伴います。
猫の水を飲む量が多いに多い鑑別疾患
・慢性腎臓病
・甲状腺機能亢進症
・糖尿病
猫の鑑別疾患の詳細
慢性腎臓病は高齢猫に多く、腎機能が低下して尿が適切に濃縮されず、多飲多尿が続きます。
進行すると食欲不振や体重減少、嘔吐が見られます。甲状腺機能亢進症は中高齢の猫に多く、代謝が活発になることで食欲増加や体重減少とともに多飲多尿が起こります。
糖尿病は血糖値の上昇により喉が渇き、多飲多尿や体重減少が見られ、治療を怠るとケトアシドーシスと呼ばれる危険な状態に陥ることがあります。
