【岡崎の動物病院監修】犬や猫のよだれが多い原因と考えられる病気・対処法
■よだれが多い
よだれが出る(唾液過多)は、口周りに唾液が過度に溜まって垂れてしまう状態です。
犬や猫では、興奮やストレスなど一時的な要因で起こることもありますが、口腔内の問題や全身疾患のサインである場合もあるため、頻度やその他の症状によっては注意が必要です。
犬のよだれが出るに多い鑑別疾患
・歯周病や口腔内炎症
・熱中症
・口や喉の異物(骨片など)
犬の鑑別疾患の詳細
歯周病や口腔内炎症は口の痛みや出血を伴い、放置すると歯の喪失や顎の骨の炎症につながることがあります。
熱中症では高体温や呼吸困難が重症化しやすく、内臓機能の低下やショックを起こす恐れがあります。
口や喉に異物が詰まると嘔吐や食欲不振を伴う場合があり、急に呼吸困難を引き起こすケースもあるため、早急な処置が必要です。
猫のよだれが出るに多い鑑別疾患
・口内炎(特に慢性口内炎)
・異物摂取(糸や小物など)
・中毒(植物や薬品の誤飲など)
猫の鑑別疾患の詳細
口内炎は慢性化しやすく、痛みから食欲減退や体重減少を招くことがあります。
異物摂取は消化管を傷つけたり詰まらせたりするリスクがあり、重症化すると開腹手術が必要になる場合もあります。
中毒では激しい嘔吐や神経症状を伴い、早期発見・治療を逃すと命にかかわる危険性が高まります。
