【岡崎の動物病院監修】犬や猫の発熱の原因と対処法|受診の目安も解説
■熱が出る
熱が出る(発熱)とは、犬や猫の体温が正常範囲を超えて上昇する状態を指します。
通常の体温は犬で約38.0~39.0℃、猫で約38.0~39.5℃ですが、発熱するとぐったりしたり、食欲が落ちることがあります。
感染症や炎症、内臓の異常などが原因となることが多いため、注意が必要です。
犬の熱が出るに多い鑑別疾患
・感染症(細菌・ウイルス・寄生虫)
・炎症性疾患(膿瘍や自己免疫疾患など)
・熱中症
犬の鑑別疾患の詳細
感染症は細菌やウイルスが原因で発熱し、咳や鼻水、嘔吐、下痢などを伴うことが多く、重症化すると敗血症や呼吸困難につながる可能性があります。
炎症性疾患では、体内の膿瘍や免疫異常が原因で発熱し、慢性化すると全身の機能が低下することもあります。
熱中症は高温環境で起こりやすく、発熱とともに脱水や意識障害を伴い、命に関わることがあります。
猫の熱が出るに多い鑑別疾患
・ウイルス感染症(猫カリシウイルス、猫白血病ウイルスなど)
・細菌性感染症(膿瘍など)
・ストレスや環境変化による発熱
猫の鑑別疾患の詳細
ウイルス感染症では発熱のほか、口内炎やくしゃみ、食欲不振などが見られ、重症化すると肺炎や全身の免疫低下につながります。
細菌性感染症は、ケンカ傷などから細菌が入り込んで膿瘍を作ることがあり、発熱や痛み、元気消失が見られます。
ストレスや環境の変化による発熱は、一時的なものもありますが、長引く場合は免疫力低下を引き起こすため注意が必要です。
