【岡崎の動物病院監修】犬や猫の皮膚がかゆい原因と正しい対処法
■皮膚を痒がる
「皮膚を痒がる」とは、犬や猫がしきりに体を掻いたり噛んだり、舐め続けたりする状態を指します。
単なる汚れや一時的な刺激なら自然に落ち着くこともありますが、頻繁に同じ箇所を掻く、皮膚が赤く腫れる、脱毛が目立つなどの場合は、病気が潜んでいる可能性があります。
犬の皮膚を痒がるに多い鑑別疾患
・アトピー性皮膚炎
・ノミ・マダニ感染症
・細菌感染症(膿皮症など)
犬の鑑別疾患の詳細
アトピー性皮膚炎は遺伝や環境要因が重なり、皮膚のバリア機能が低下してかゆみや炎症が慢性化しやすいのが特徴です。
ノミ・マダニ感染症では、強いかゆみから皮膚を掻きむしり傷ができ、二次感染を起こすリスクが高まります。
細菌感染症(膿皮症など)は皮膚に膿がたまり、悪化すると広範囲の脱毛やただれを伴うことがあります。
猫の皮膚を痒がるに多い鑑別疾患
・ノミアレルギー性皮膚炎
・食物アレルギー
・細菌感染症
猫の鑑別疾患の詳細
ノミアレルギー性皮膚炎はノミの唾液への過敏反応で激しいかゆみを生じ、掻きすぎによる脱毛や傷の悪化が見られます。
食物アレルギーは体内に取り込む特定のタンパク質が原因となり、皮膚症状だけでなく嘔吐や下痢など消化器症状を伴うケースもあります。
細菌感染症は皮膚の傷や湿気を好む細菌が増殖し、腫れやただれが進行する場合があります。
