子犬猫の食欲不振について
目次
1. はじめに
✔ 昨日からごはんを食べない
✔ 急に元気がない
✔ ミルクを飲まなくなった
子犬・子猫の食欲不振は、成犬・成猫以上に注意が必要なサインです。
成犬や成猫では1日程度の食欲低下が軽症で済むこともありますが、
子犬・子猫では“半日〜1日”の食欲不振でも命に関わることがあります。
この記事では、
✔ なぜ子犬・子猫は危険なのか
✔ 主な原因
✔ 家庭での初期対応
✔ すぐ受診すべきサイン
を、飼い主さん向けに分かりやすく解説します。
2. なぜ子犬・子猫の食欲不振は危険?
■ 低血糖になりやすい
子犬・子猫は体が小さく、エネルギーの貯蔵量が少ないため、
食べない=すぐ低血糖につながります。
◆ 低血糖になると
✔ ぐったりする
✔ 震える
✔ 意識がぼんやりする
✔ けいれん
👉 特に生後3か月未満では注意が必要です。
■ 脱水が早く進む
小さい体では水分バランスが崩れやすく、
嘔吐や下痢が加わると急速に悪化します。
■ 重症感染症の初期症状であることがある
◆ 子犬
- パルボウイルス感染症
- ジステンパー
- 重度寄生虫感染
◆ 子猫
- 猫ウイルス性鼻気管炎
- 猫汎白血球減少症
- FIP(猫伝染性腹膜炎)
👉 食欲不振が最初のサインのことがあります。
3. 主な原因
■ 環境の変化
✔ 新しい家に来たばかり
✔ ケージ変更
✔ 家族構成の変化
👉 特に迎えて1週間以内は要注意。
■ 胃腸炎
✔ フード変更
✔ 食べすぎ
✔ 異物誤飲
◆ 症状
✔ 嘔吐
✔ 下痢
✔ 元気低下
■ 寄生虫感染
✔ 回虫
✔ コクシジウム
👉 子犬・子猫では非常に多い原因です。
■ 発熱・感染症
✔ 元気がない
✔ 体が熱い
✔ 目やに・鼻水
■ 口腔内の問題
✔ 歯の生え変わり(子犬)
✔ 口内炎(子猫)
4. すぐ受診すべきサイン
■ 以下があれば、様子見せず受診してください。
✔ 半日以上まったく食べない(特に小型犬種)
✔ ぐったりしている
✔ 嘔吐や下痢がある
✔ 血便
✔ 震え・ふらつき
✔ 体が冷たい/熱い
✔ 体重が急に減った
👉 「元気がない+食べない」は緊急度が高いです。
5. 家庭でできる初期対応
※元気がある軽度の場合のみ
■ 体温の確認
◆ 平熱
子犬:38〜39℃
子猫:38〜39℃
👉 異常なら受診。
■ フードを少量・温めてみる
香りを立たせると食べることがあります。
■ 低血糖が疑われる場合
少量の砂糖水を口に含む
(意識がある場合のみ)
👉 その後すぐ受診。
6. 動物病院で行う検査
■ 身体検査
■ 血液検査
■ 糞便検査
■ ウイルス検査
■ レントゲン・エコー
👉 子犬・子猫では早期検査が命を守ります。
7. 「様子見」はどこまで?
■ OKな場合
✔ 元気がある
✔ 少しは食べる
✔ 嘔吐なし
✔ 半日以内
■ NGな場合
✔ まったく食べない
✔ 元気がない
✔ 下痢・嘔吐がある
✔ 生後3か月未満
👉 迷ったら受診が安全です。
8. まとめ
子犬・子猫の食欲不振は
✔ 低血糖リスクが高い
✔ 脱水が急速に進む
✔ 重症感染症の可能性がある
という点で、成犬・成猫よりも緊急度が高い症状です。
「まだ小さいから様子見」ではなく、
👉 小さいからこそ早めの受診が大切です。
岡崎市で
✔ 子犬・子猫がごはんを食べない
✔ 元気がない
と感じたら、できるだけ早く動物病院へご相談ください。
ぶんペットクリニックでは、子犬・子猫の急な体調変化に迅速に対応し、安心して育てられるサポート体制を整えています。
