【岡崎の動物病院監修】犬や猫が食欲不振になる原因と対処法
■食欲がない
食欲がない(食欲不振)とは、普段より食べる量が減ったり、まったく食べなくなる状態を指します。
犬や猫が一時的に食べないことは珍しくありますが、長期間続いたり、元気がない場合は病気のサインかもしれません。
原因を特定し、早めに対処することが大切です。
犬の食欲がないに多い鑑別疾患
・胃腸炎(ウイルス性・細菌性など)
・歯周病(口腔内の痛み)
・関節の痛み(変形性関節症など)
犬の鑑別疾患の詳細
胃腸炎は嘔吐や下痢を伴うことがあり、脱水が進むと重症化することがあります。
歯周病は口の痛みや口臭を引き起こし、食事を避ける原因となります。
関節の痛みは特に高齢犬に多く、動くこと自体がつらくなるため、食事や水をとる回数が減り、全身の衰弱につながることがあります。
猫の食欲がないに多い鑑別疾患
・慢性腎臓病
・口内炎(歯肉炎や猫カリシウイルス感染など)
・ストレス(環境の変化や多頭飼いなど)
猫の鑑別疾患の詳細
慢性腎臓病は高齢猫に多く、食欲不振や体重減少、飲水量や尿量の変化を伴います。
口内炎は強い痛みを伴い、進行すると食事が困難になり、よだれや口臭が目立つようになります。
ストレスが原因の場合、環境の変化や新しいペットの導入が影響し、食欲不振だけでなく隠れる行動や毛づくろいの頻度の変化が見られることがあります。
