【岡崎の動物病院監修】犬や猫の歯石が溜まる原因とその対処法
■歯石が溜まっている
歯石とは、歯垢(プラーク)が唾液中のミネラル成分と結合して硬く固まったもので、犬や猫の歯や歯茎に付着する状態を指します。
この歯石が多くなると、口臭や歯肉の炎症が進行し、放置すると歯や顎の骨まで影響が及ぶ可能性があります。
早期発見と定期的なケアが重要です。
犬の歯石が溜まっているに多い鑑別疾患
・歯周病(歯肉炎・歯槽膿漏)
・破折歯(歯の破損)
・乳歯遺残
犬の鑑別疾患の詳細
歯周病は口臭や歯茎の出血が見られ、放置すると歯が抜けたり顎の骨が侵されることもあります。
破折歯は神経や歯根が露出し、細菌感染が広がると根尖膿瘍や顎の骨髄炎などに進行するリスクがあります。
乳歯遺残は成犬になっても乳歯が抜けず、歯並びの乱れや歯垢の蓄積を招きやすいので注意が必要です。
猫の歯石が溜まっているに多い鑑別疾患
・歯周病
・歯肉口内炎
・口腔内腫瘍
猫の鑑別疾患の詳細
歯周病では歯茎が腫れたり赤くなり、悪化すると抜歯が必要になるケースがあります。
歯肉口内炎は強い痛みを伴い、食欲減退やよだれ、口臭がひどくなるなど全身状態にも影響します。
口腔内腫瘍は悪性の場合進行が早く、早期に治療しないと周囲組織への浸潤や転移が起こる可能性があります。
