【岡崎の動物病院監修】犬や猫の血便の原因と適切な対処法
■血便が出る
血便とは、便に血が混じる状態を指します。
便の表面に鮮血が付着している場合や、全体が黒っぽくなっている場合もあります。
犬や猫で血便が見られた際は、単なる胃腸の不調から重篤な病気まで原因はさまざまなので、早めの対応が大切です。
犬の血便が出るに多い鑑別疾患
・急性胃腸炎(ウイルス性・細菌性など)
・寄生虫感染(回虫・鞭虫など)
・食物アレルギー
犬の鑑別疾患の詳細
急性胃腸炎は細菌やウイルス感染、誤食などが原因で起こりやすく、嘔吐や下痢、脱水を伴う場合は重症化する恐れがあります。
寄生虫感染は特に子犬や免疫力の落ちた犬に多く、貧血や栄養不良につながる可能性があります。
食物アレルギーは特定のタンパク質に過敏反応を示し、血便のほかに嘔吐や皮膚のかゆみなどを併発することがあります。
猫の血便が出るに多い鑑別疾患
・寄生虫感染(回虫・コクシジウムなど)
・食物アレルギー
・ストレス性腸炎
猫の鑑別疾患の詳細
寄生虫感染では、血や粘液が混じった便が出ることがあり、慢性化すると体重減少や栄養不良を引き起こします。
食物アレルギーは腸の炎症を引き起こし、血便や嘔吐、皮膚のかゆみを伴うことが多く、アレルゲンの除去が不可欠です。
ストレス性腸炎は環境の変化や多頭飼いなどが原因となり、血便が続く場合は生活環境の見直しが必要です。
